多胡の里豚

美味へのこだわり

美味しくなる育て方をしています。

たまねぎ.jpg玉ねぎの外皮
 多胡の里豚の最大の特徴の一つは、玉葱の外皮を飼料として与えていることです。
玉葱の外皮には、「ケルセチン(ポリフェノールの一種)」がたくさん含まれています。ケルセチンには、高殺菌力と抗酸化作用があり体内の活性酸素を抑え健康に育ちます。
これらの効果は肉質にも大変影響し、さっぱりとした脂で、甘みのある肉質になります。

komugi-pan.jpg大麦・小麦
 大麦・小麦などの麦類をたくさん配合した餌を与えています。
麦類を与えることによりオレイン酸含有量の高い上質な脂肪・肉質になります。
また小麦はパン粉として与えています。パン粉として与えることでパンの要素が効果的に作用しさらに美味しいお肉になります。

tonsya.jpg開放型オガコ豚舎
 太陽の光と新鮮な空気が入る開放型オガコ豚舎でのびのび育てています。
一部屋には、同じお母さんから生まれた兄弟、10頭前後しか入れておらず、ストレスが少なく広々した環境で元気に走り回っています。
豚はストレスに大変弱い動物です。自然に近い環境でストレスを少なく健康に育てることが、美味しいお肉を作るポイントになります。

通常、一般的な豚は生まれてから出荷されるまで180日程度かかります。
しかし、多胡の里豚は200日程度かけて育てています。
この通常より長い飼育日数により熟成された美味しいお肉に仕上がります。

安全・安心へのこだわり

薬に頼らない飼育

CIMG0356.JPG自然のものから栄養補給
 抗生物質(※)や合成抗菌剤、ホルモン剤などの薬品は一切使用せず、乳酸菌、納豆菌、有機ミネラル、また玉ねぎ外皮(ケルセチン)等を与え健康に育てています。
※人工乳(ミルク)に微量の抗生物質が含まれていますが、それ以外は全く与えていません。

 母豚には当農園で育てた野菜(農薬を使用せず有機質肥料で育てた野菜)を与え天然のミネラル、ビタミンを補給しています。
人間もそうですが、赤ちゃんの発育にはお母さんのおっぱいがとても大切です。
肥育豚だけでなく、母豚に与えるものにも安全にこだわっています。

放射能測定

IMG_5941.JPG放射能測定を定期的に実施しています。
 豚肉、餌、飲水、堆肥の放射能測定を定期的に行っております。
豚肉につきましては、セシウム134,137共に検出下限値約1bq/kgで検出下限値未満NDという結果でした。(2012年6月11日測定)
今後も定期的に計測し、「放射能測定結果を公開しています」ページにてお知らせいたします。

アナログ養豚

効率ではなく、美味・安全・エコで考えます。

CIMG0350.JPG最新設備はありません。
 当農場の豚舎は、築約30年の手作り豚舎です。
当時の豚舎の設計思想が、「自然に近い環境の実現」という事でした。
それは、電気制御ではなく、太陽の入射角、空気の入り方、オガ粉で実現しました。効率は悪くなってしまいますが、自然のままに育つおいしいお肉を作るためには、この豚舎はかかせません。

DSC01726.JPG電気を使わない養豚
 分娩舎のヒーターや夏の送風機など多少の電気は使いますが、堆肥の攪拌機、し尿の浄化処理施設等の電気をたくさん使う処理は当農場にはありません。
 当農場の豚舎は、90%がオガコ豚舎のため浄化槽は必要なく全てオガコと攪拌し堆肥化してしまいます。
堆肥舎は、山の斜面を利用し階段状に作ってあるため上の段から下に落とすことで自然と攪拌されます。また北風が下から上へ吹き込むことで酸素が十分に送られ発酵が進み良質な完熟たい肥ができます。

 自然の地形、自然のものを利用し、エコな養豚を行っています。

循環型環境保全農業

循環型環境保全農業を実践しています。

eco.jpg環境に負荷をかけない養豚
 玉ねぎの外皮は、玉ねぎ加工場で出されれば産業廃棄物の扱いになります。しかし豚に与えれば、とても栄養価の高い飼料に変わります。
当農園で育てた野菜も荷作りの際には、たくさんの野菜くずが出ます。これも豚が食べればゴミにはならず、とても安心な飼料になります。

また、養豚により出されるし尿は、オガコと攪拌し1年以上熟成させる事で良質な発酵堆肥となり野菜の栽培に有機質肥料として使うことができます。

廃棄物を農業資材として再利用し環境に負荷をかけない養豚を実践しています。